アストラルチェイン 感想
アストラルチェイン
https://www.platinumgames.co.jp/games/astral-chain

主人公とレギオンがさまざまなスタイルで巧みに連携しながら、二者一体の「デュアルアクション」を駆使して戦う、新感覚アクションゲーム。
プラチナゲームズ開発、任天堂販売の新規IP。

アクションゲームというより、アクション要素のあるADVゲームという所感。

ゲームはいくつかの章に分かれていて、それぞれの章は
①事件の発生から現場に向かうまでの準備パート
②現場に到着して情報収集(サブクエスト)をするパート
③事件に関与するキメラを発見、キメラ界に侵入しフィールドギミックを乗り越える
④キメラ界、あるいは人間界でボスが登場し、バトル
の段階を経る。

【ストーリー】
劇的な導入から、主人公の成長、敵対勢力の登場、激変する主人公の立場、そして結末へ。
話はPS系のゲームに多い、奇をてらってすべる話づくりとは反対に直球の王道的なつくりで安心できる。
各章の冒頭に事件への導入が綺麗なムービーパートで描かれる。しかし、長すぎずだれない。

【操作性】
アクションの出来は良好でレギオンとプレイヤーを同時に操作する戦闘も慣れれば苦労することなくこなすことができた。探索パートではジャンプできないためにあと少し手が届かないなどの歯がゆい思いをする。

【難易度】
カジュアルで遊んでいる限り、簡単すぎることもなく、理不尽や難しすぎるということもない。
アクションゲームが苦手な人には戦闘が簡単な守護モードがあるのでストーリーだけ楽しみたいという人も安心。
もっと難しくしてくれという人には難易度:極限が追加される。一度クリアした話は本拠点で選んですぐに再度、追体験できるため2周目プレイなどの必要はない。

【ボリューム】
戦闘、ミニゲーム的なサブクエスト、探索要素、どれをとってもやりこみたい人向けに一ひねりしたものが本筋とは別に用意され、上級者の挑戦を待っている。ボリューム自体は本編をまるまるスキップで進めれば短いが、蒐集要素などを鑑みると決して少ないとは言えない。

【問題点】
難点は3D酔い。フレームレートが30と低いためカメラを頻繁に振り回すと酔いやすい。またカラーリングがビビッドなため、眼が疲れやすい。視覚的な難点がある。

評価 ★★★★☆
判定 S(強くおススメできる良作。ただし、万人受けはしない)

今作は海外のゲームメディア各社の評価を集め総合的な評価基準メタスコアで高い得点を出し、同時にユーザーの投票によるユーザースコアも高得点を獲得。
そのため、Switch独占タイトルが高評価を獲得することを嫌悪する不特定多数の勢力により、連日の大量の0点爆撃が開始されメディアで取り上げられたほど。
※現在では不正な0点投票は削除され、ユーザースコアは6点台から9点台に回復した。

間違いなく価格、クオリティともにおススメできる良作である。
ただし、先述のとおり、ジャンルが苦手な人、あるいは画面酔いがきついゲームであるため、S+(万人におススメできる良作、ヒット作)からS評価へ据え置いた。

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