封切で見てきました。
あいにく天気は土砂降りでしたが、今思えば雨の日に観て良かった。
「君の名は。」から数年、
新海監督の特徴ともいえる背景描写、グラフィックが圧倒的。
言の葉の庭よりさらに雨天の描写が観る心情に届くようになった。
アニメーションはジブリリスペクトと感じるシーンが多め。
作品のテンポは悪いところもある。序盤や後半のあたり、少し引っかかったかな。でも概ね、テンポは良くて終わりまでにダレにくく配慮されていたかなと。
登場人物が弱い。
主人公の少年もいまいちピンとこないし、ヒロインの名前は最初、聞き取りにくくて君の名はなんていうの?て言いたくなった。
出てくる主要人物、全部配置がご都合主義すぎて、キャラクターに感情移入しづらいかな。
あと物語の序盤と後半に拳銃を手にするシーンが何かのメタファーとして出てくるけど、その必要性は本当にあったのか。
ストーリーは弱い。
登場人物のご都合主義的な立ち回りがヒロインといい、彼女の弟といい多すぎる。これは監督の持ち味である映像美を楽しむ作品であって、物語は深く咀嚼しすぎる人はきっと入り込めなくなる。
言えるのは、この作品は世代を超えて後世に語り継がれるものにはならない。
決して貶しているのではなくて、この作品はそもそも、消化され消えていく商業主義アニメーションとして筋を通して作られている。
劇中歌もJ-POPを扱ってる時点で長く残こそうという算段はない。
宮崎駿アニメとは最初からフレームが違う。
ただ間違いなく、現時点で日本の技術の粋を集めた傑作と断言できる。
ジャパニメーションはここまで来たかと感動を覚える。
次の新海監督の作品を心待ちにしている。
https://tenkinoko.com/
あいにく天気は土砂降りでしたが、今思えば雨の日に観て良かった。
「君の名は。」から数年、
新海監督の特徴ともいえる背景描写、グラフィックが圧倒的。
言の葉の庭よりさらに雨天の描写が観る心情に届くようになった。
アニメーションはジブリリスペクトと感じるシーンが多め。
作品のテンポは悪いところもある。序盤や後半のあたり、少し引っかかったかな。でも概ね、テンポは良くて終わりまでにダレにくく配慮されていたかなと。
登場人物が弱い。
主人公の少年もいまいちピンとこないし、ヒロインの名前は最初、聞き取りにくくて君の名はなんていうの?て言いたくなった。
出てくる主要人物、全部配置がご都合主義すぎて、キャラクターに感情移入しづらいかな。
あと物語の序盤と後半に拳銃を手にするシーンが何かのメタファーとして出てくるけど、その必要性は本当にあったのか。
ストーリーは弱い。
登場人物のご都合主義的な立ち回りがヒロインといい、彼女の弟といい多すぎる。これは監督の持ち味である映像美を楽しむ作品であって、物語は深く咀嚼しすぎる人はきっと入り込めなくなる。
言えるのは、この作品は世代を超えて後世に語り継がれるものにはならない。
決して貶しているのではなくて、この作品はそもそも、消化され消えていく商業主義アニメーションとして筋を通して作られている。
劇中歌もJ-POPを扱ってる時点で長く残こそうという算段はない。
宮崎駿アニメとは最初からフレームが違う。
ただ間違いなく、現時点で日本の技術の粋を集めた傑作と断言できる。
ジャパニメーションはここまで来たかと感動を覚える。
次の新海監督の作品を心待ちにしている。
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